「行列の女神～らーめん才遊記～」の１話ネタバレ感想

ドラマ「行列の女神～らーめん才遊記～」は、フードコンサルティング会社の社員たちが、苦境にあえぐラーメン店を救う物語です。

鈴木京香さん、黒島結菜さんが出演されています。

原作は「らーめん才遊記」という久部緑郎・作、河合単・画の漫画だそうです。

原作では鈴木京香さん演じるカリスマ経営者の芹沢はハゲの男性だということで、そのキャラを女性がどう演じるのかと話題になっていましたね。

芹沢達美：鈴木京香

汐見ゆとり：黒島結菜

白坂隼人：小関裕太

須田正史：前野朋哉

河上堅吾：杉本哲太

橋爪ようこ：高畑淳子

汐見亮二：利重剛

人気ラーメン店「らあめん清流房」の店主・芹沢達美（鈴木京香）は、新たにラーメン専門のフード・コンサルティング会社「清流企画」を立ち上げ、経営難のラーメン店の建て直しに力を入れている。

ある日、「清流企画」の社員でありラーメン職人の夏川彩（高橋メアリージュン）は、芹沢の考案したラーメンを食べようとしない女性客に理由を尋ね、「フムフムって感じ」と言われ憤慨。

夏川が会社に戻り、社員たちに女性客の文句を言っていると、その女性客の汐見ゆとり（黒島結菜）が就職の面接を受けに来る。

半年前に初めてラーメンを食べて感動し「清流企画」を希望したのだ。

芹沢はラーメンに関してはまったくの素人のゆとりに、自分の考案したラーメンを「このラーメンをおいしくすることならできる」と言われ、試しにラーメンを調理させてみる。

すると、ゆとりは芹沢が納得するほどのラーメンを作ってみせる。

さらに、ゆとりは生麺をひと口食べただけで加水率や茹で時間を的中させ、用意されたスープの処理が完全ではないと見抜く。

ゆとりの料理の才能は本物だったのだ。

しかし、ゆとりのあまりに歯に衣着せぬ物言いに、会社にはピリついた空気だけが残り、誰もがゆとりの不採用を確信する。

ところがしばらくすると、ゆとりから「困っているラーメン屋さんを見つけた」との連絡が入る。

採用確実と思い込み、勝手に仕事の依頼を受けてしまったのだ。

芹沢はムカつきつつもこの案件をゆとりの採用試験とし、「ゆとりが担当して１週間で結果を出せば採用する」と告げる。

他のお客さんのいる前でラーメンをけなしたり、採用されてもいないのに仕事をとってきたりと空気の読めないゆとり。

それだけでもかなりウザいのに、ニコニコしながらハキハキと毒舌を吐く姿はちょっと怖かったです。

裏表がないのは素直でいいのですが、度を過ぎるとはた迷惑になってしまう。

わたしならゆとりと一緒に働くのは無理そうです。

たぶんものすごく疲れます。

しかし、黒島結菜さんはこういうちょっとウザい役柄が本当に上手ですよね。

朝ドラ「スカーレット」の時もやっぱりイラっとしてしまう役でしたし。

そんな彼女に負けず、芹沢役の鈴木京香さんの毒舌ぶりもお見事。

今後、ふたりの毒舌の応酬が楽しみでしかたありません。